なでしこジャパン(女子日本代表)は今月22日、FIFA女子ワールドカップ・オーストラリア/ニュージーランド大会のグループリーグ初戦に臨む。その初戦の相手であるザンビア代表に、性的暴行をはじめ複数の問題を抱えている可能性があるようだ。
米メディア『ボイス・オブ・アメリカ』の報道によると、ザンビア代表の一部コーチが選手に対して性的虐待に及んだ可能性があるとのこと。同国代表のブルース・ムワペ監督は今月中旬に「虚偽の申し立てだ」と語るなど、疑惑を否定したという。
また英紙『ガーディアン』は代表チームに近い関係者の話として「ザンビア代表の選手たちは2021年の東京五輪参戦以降、2年間にわたり給与未払い状態だ。公式戦出場や100日間のトレーニング参加への対価を受け取っていない」と報道。
今月8日の親善試合ドイツ戦前には2日間にわたり練習をボイコット。ニュージーランド入り後も練習や試合前に行うザンビア伝統の儀式を拒否するなど、選手とザンビアサッカー協会の溝が深まっているとのことだ。
なおザンビア代表は強豪ドイツ相手に3-2と勝利。W杯グループリーグでは日本代表の他にコスタリカ代表、スペイン代表と対戦する。ザンビア代表選手の士気が低下しているだけに、なでしこジャパン勝利の可能性が高まっている。
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