日本代表・海外組 海外日本人選手

古橋亨梧のレギュラー白紙か。英紙「セルティック監督は前田大然に注力」

古橋亨梧(写真左)と前田大然(写真右) 写真:Getty Images

 スコットランド1部セルティックは、今月19日に横浜F・マリノスと対戦。センターフォワードにFW前田大然を配して、FW古橋亨梧をベンチスタートとしたブレンダン・ロジャーズ新監督の起用法に注目が集まっている。

 前田は横浜FMとの古巣対戦で、6分にMF旗手怜央のボール奪取から同点ゴールをマーク。21分と42分にもゴールネットを揺らし、前半のみでハットトリックを達成していた。一方で古橋は68分からプレーしたものの無得点。試合後には「何もできなかった」と結果を残せなかったことに対する悔しさをあらわにしていた。

 英紙『デイリーレコード』は横浜FM戦の結果や試合内容をふまえて「ロジャーズ監督は、前田を新時代の中心ストライカーと見ている」とリポート。古橋のコンディションが万全でないことに触れつつも、センターフォワードのポジション争いについて以下のように綴った。

 「ロジャーズ監督は古橋のコンディションを近いうちに100%に戻す予定だ。オ・ヒョンギュもセンターフォワードのポジションを争っている。しかし指揮官は前田のプレーレベルを高めることに注力する姿勢を見せており、前田に賭けることも可能だと信じている」

 アンジェ・ポステコグルー前監督のもとでは、古橋が絶対的ストライカーとして活躍。2022/23シーズンの公式戦で30ゴール以上をマークした。一方で前田は主にウイングでプレー。リーグ戦で8ゴールと結果を残した一方、決定力不足により批判を浴びる時期もあった。

 日本ツアー初戦で明暗が分かれた古橋と前田。今後のプレシーズンマッチにおけるロジャーズ新監督の起用法から目が離せない。