セルティック所属の日本代表MF旗手怜央は19日、横浜F・マリノスとの親善試合で先発出場。試合前にブレンダン・ロジャーズ監督が同選手のクオリティを高く評価しているが、イギリス国内では指揮官のコメントをもとに残留の可能性が報じられている。
英メディア『フットボール・スコットランド』の報道によると、ロジャーズ監督は横浜FM戦前の会見で、旗手に言及。以下のようなコメントを残したという。
「旗手はフィジカルが素晴らしい。コンディションも良く、スピードもあり、テクニックも非常に優れている。最初の数週間で、私は彼の戦術的なアイデアも見てきた。もっと一緒に仕事をするのを楽しみにしている選手だ。彼はすでにセルティックで結果を残している。ビッグマッチで決定的なゴールを決めている。私は彼のことを大いに気に入っているし、彼のさらなる成長に貢献したいと思っている」
また同メディアは指揮官の発言内容を紹介するとともに、「旗手にはプレミアリーグやサウジアラビアへの移籍が噂されている。しかしロジャーズ監督は彼に対して、セルティックでの将来を巡る憶測を無視するよう伝えた。移籍の噂を忘れるべきだと主張するとともに、今シーズンはさらに成長すると約束した」と、指揮官の旗手に対するメッセージに込められた意味を伝えている。
なお英紙『サン』が今月14日、旗手の移籍先候補オッズを紹介。アンジェ・ポステコグルー監督を招へいしたトッテナム・ホットスパーが3.25倍で1番人気となっているほか、サウジアラビア国内クラブが7倍で2番人気に。MF三笘薫所属のブライトンやブレントフォードFC、セリエA(イタリア)ナポリも上位人気に名を連ねている。
ただサウジアラビア移籍の可能性については、同選手の代理人が完全否定したとみられる。一方でチームメイトの古橋亨梧や前田大然が契約延長しただけに、現地では旗手がセルティックと新契約を結ぶ可能性に関心が集まっている。
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