ポイント2:クロスからの得点を狙う
では、そんな横浜FMから2得点以上挙げるには、どうすればいいのだろうか。現時点リーグ8位となっている横浜FMの失点数(24)と、その内訳に注目してみよう。
上図の通り、横浜FMのここまでの各失点シーンの内訳は、クロスからの失点が11、パスによる崩しからの失点が5、こぼれ球からの失点が3、セットプレーからの失点が2、そしてPK、ドリブル、その他からの失点が各1となっている。フリーキックからの失点は無い。
明らかなのは、クロスからの失点が総失点24のうち11を占めている点だ。割合にすると46%にも及んでおり、失点数の約半分はクロスからということがわかる。つまり、横浜FMに勝つためのポイント2つ目としては、クロスからの得点を狙うことと言えるだろう。
ポイント3:横浜FMのクロスに対応する
最後に、現時点リーグトップの横浜FMの得点数(44)とその内訳に着目し、横浜FMに得点を取らせないためにはどうすればいいか考えてみる。
多彩な得点パターンを持つ横浜FMの攻撃陣。上図の通り得点シーンの内訳は、クロスからの得点が17、パスによる崩しからの得点が15、セットプレーからの得点が5、ドリブルとこぼれ球からの得点が各2、PK、フリーキック、その他の得点が各1となっている。
失点内訳と似通っているが、得点シーンもまたクロスからの割合が多く全体の約39%。この数字はリーグ最多だ。このことから、横浜FMに抗うには、まずクロスへの対応をケアすることが守備面での最優先事項ということもわかるだろう。
J1リーグもシーズン後半戦に突入。好調の横浜FMから勝利を奪うのはどのチームか。今後も目が離せない。
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