Jリーグ 愛媛FC

J3愛媛FC疋田優人が負傷退場…八戸DF蓑田広大のラフプレーに厳しい声

疋田優人 写真:Getty Images

 ヴァンラーレ八戸は今月15日に行われた明治安田生命J3リーグ第18節で、愛媛FCに1-2と敗北。八戸所属DF蓑田広大の愛媛所属DF疋田優人に対するコンタクトプレーがネット上で話題を呼んでいる。

 問題視されているのは、前半17分のシーン。疋田が胸トラップした後、セカンドボールがタッチライン際に転がると、蓑田が反応。八戸ボールのスローインにしようと、背後から迫ってきた疋田をブロックした。しかしボールがタッチラインを割った直後、蓑田は両足で疋田の右足を挟もうと、自身の右足で疋田を蹴る。疋田は右ひざを押さえてピッチ上に倒れ込むと、23分で途中交代となった。

 この一連の場面は、ツイッター上で拡散。「軽傷であってほしい」と疋田の負傷状況を心配するファンがいる中、「報復ファウル酷い」「選手生命を絶ちかねない行為」と蓑田のプレーに対する厳しい声も上がっている。また主審が蓑田にカードを提示しなかったこともあり、判定に対する不満も沸き起こっている。

 疋田は今年、ファジアーノ岡山から愛媛へ期限付き移籍。途中出場が続く中、八戸戦で今季2試合目のスタメン出場だった。一方の蓑田は青森山田高校出身。湘南ベルマーレから八戸へ期限付き移籍すると、今季はここまでリーグ戦全試合で先発出場している。

 メインスタンドのサイドでマッチアップしていた両選手。疋田が負傷する前にもコンタクトプレーがあっただけに、エキサイトしていたかもしれない。