セルビア1部レッドスター・ベオグラードでプレーしていたDFラドバン・パンコフは、今年夏にポーランド1部レギア・ワルシャワへ完全移籍。Jリーグクラブとサウジアラビア国内クラブからのオファー拒否が現地で報じられている。
現在27歳のパンコフは、右利きのセンターバック。キプロスやロシア国内クラブをへて、2019年夏からレッドスターに在籍。2020/21シーズンまでは主力選手として活躍していたが、2021/22シーズンにベンチ要員へ降格。今年2月にセルビア1部FKチュカリチュキへレンタル移籍すると、先月末をもってFKチュカリチュキをレンタル移籍期間満了により退団。レッドスターも契約満了により去ると、レギア・ワルシャワと3年契約を結んでいる。
キプロスメディア『シュートアンドゴール』の報道によると、パンコフは日本やサウジアラビアからのオファーについて尋ねられた際、年俸をはじめ条件面ではなく、プレー面でのさらなる成長を求めてレギア・ワルシャワを新天地に選んだことを明かしたという。
また同選手は「アジアに行くには、まだ十分な時間が残されている。僕にとってとても大事な問題は、家族と一緒にサウジアラビアへ行くことができないことだ。子供や女性は忍者のような格好をしなければならない。僕はそれが好きではないんだ」と、サウジアラビア移籍拒否の理由を説明。
顔全体を覆い隠すブルカやニカブなど、イスラム国家における女性の服装に対する否定的なコメントが炎上しており、ポーランド国内の団体からも公式謝罪を求められる事態に発展したという。
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