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古橋亨梧にトッテナム移籍再燃?代表OB「セルティック契約延長の意図は…」

古橋亨梧 写真:Getty Images

 日本代表FW古橋亨梧はプレミアリーグ(イングランド1部)移籍の可能性が取りざたされる中、セルティックと契約延長。今夏残留が既定路線とみられる中、日本代表OBの田中マルクス闘莉王氏はトッテナム・ホットスパー移籍の可能性を主張している。

 セルティックの絶対的ストライカーとして結果を残した古橋には、プレミアリーグ方面からの関心報道が絶えなかった。特にトッテナムはセルティックからのアンジェ・ポステコグルー監督引き抜き、FWハリー・ケインのバイエルン・ミュンヘン移籍報道もあり、移籍先の有力候補にあがっていた。

 しかしセルティックは今月4日、古橋と2027年6月までの契約延長で合意に達したと公式発表。今夏残留がほぼ確実という見方が広まっているが、闘莉王氏は移籍の可能性を指摘。今月14日に自身のYouTubeチャンネルを更新すると、契約延長の意図を以下のように分析している。

 「ポステコグルー監督がトッテナムへ行ったということは、セルティックがお金(高額な移籍金を)もらうために、あえて契約を更新した可能性がある」と分析。「古橋からしたら、(ステップアップ移籍の)チャンス。ハリー・ケインやソン・フンミンが(トッテナムから)移籍したら、必ず誰かを獲得しないといけないので、古橋にもチャンスがある」

 ただ闘莉王氏は、あくまでも慰留目的での契約延長である場合も想定。「正直なところをもっと強いリーグに行ってチャレンジしてほしい」と本音を漏らすと、「セルティックで活躍続けるのは間違いないことだから、日本代表にとっては良いこと。代表に呼ばれるチャンスは多くなる」

 「日本代表で結果出せるように頑張ってほしいのが正直な思い。だけど今の代表の競争ではちょっと出遅れている」と、森保ジャパンでの立ち位置にも言及した。