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「中山雄太が…」三好康児、英2部移籍の理由告白「三笘薫を見て通用すると…」

三好康児 写真:Getty Images

 元川崎フロンターレ所属選手の日本代表MF三好康児は先月、ベルギー1部ロイヤル・アントワープ退団してイングランド2部バーミンガム・シティFCへフリー移籍。イングランド挑戦の理由や、川崎時代のチームメイトであるブライトン所属MF三笘薫にも言及した。

 三好はかつて川崎、北海道コンサドーレ札幌、横浜F・マリノスでプレー。2019年8月から4年間にわたりアントワープに在籍していたが、昨年10月2日のリーグ戦で左膝前十字靱帯を痛めてから公式戦での出番がなかった。

 元セレッソ大阪所属MF坂元達裕をはじめ日本人選手によるイングランド移籍が相次ぐ中、三好はバーミンガムを新天地に選ぶまでの過程を告白。英メディア『バーミンガム・ライブ』のインタビューで、以下のようなコメントを残している。

 「(英2部の)ハダースフィールド・タウンFCには中山雄太がいて、彼は僕の友人です。イングランドサッカーのプレー強度が高いことについて話してくれたんです。それでイングランドサッカーに興味を抱きましたね」

 また話題が三笘の活躍ぶりに及ぶと、三好は「彼も川崎の下部組織出身ですし、10歳の頃から知っています。彼もベルギーで1年間プレーしていましたね。僕はこれまでもイングランドのサッカーを見てきましたが、日本人選手にもチャンスはありますよ」

 「イングランドのサッカーはベルギーよりもプレー強度が高いですし、大柄な選手がいます。僕は小柄でスピードがあります。スピードは僕の強みですし、僕を捕まえられないでしょうね」と、自身のアピールも欠かさなかった。

 なおバーミンガムは2000年代にプレミアリーグ(イングランド1部)でシーズンを戦っていたが、2010/11シーズンの2部降格を最後にプレミアリーグの舞台から遠ざかっている。また2022/23シーズンのリーグ戦で14勝11分21敗。最下位ウィガンから勝ち点14差の17位に終わっただけに、三好にかかる期待は大きい。