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アーセナル冨安健洋にインテル関心か「PSG移籍シュクリニアル後釜で…」

冨安健洋 写真:Getty Images

 プレミアリーグ(イングランド1部)アーセナル所属の日本代表DF冨安健洋は、今月4日からプレシーズントレーニングに参加。2023/24シーズン開幕戦での復帰が期待される一方、セリエA(イタリア1部)インテル移籍の可能性が報じられている。

 イタリア人ジャーナリストのマテオ・モレット氏は今月、インテルの情報を専門に扱うTwitchチャンネル『FCIn1908』に出演。パリ・サンジェルマンへ完全移籍したDFミラン・シュクリニアルの後釜候補について以下のように自身の見解を述べている。

 「メリフ・デミラル(アタランタ)は良い選手だが、彼がトップターゲットかどうかは知らない。インテルは別の選手を探していると思う。バンジャマン・パヴァール(バイエルン・ミュンヘン)には今年1月に接触した。ミランも問い合わせたが、彼はプレミアリーグから良いオファーを受けている。具体的な名前は言えないが、デミラルを獲得リストの最上位に挙げていることはないだろう」

 「トレヴォ・チャロバー(チェルシー)の持っている特徴に十分な説得力がない。冨安獲得の可能性?セサル・アスピリクエタ(アトレティコ・マドリード)のようなプロフィールが求められていると思う。サムエル・ウムティティ? 彼には納得できない」

 DF長友佑都の古巣であるインテルは、セリエAを19度、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)を3度制した強豪。2022/23シーズンはセリエAで3位だったほか、CLで準優勝。今月はじめには、MF鎌田大地にオファーを提示したと報じられている。

 なお冨安は2022/23シーズン序盤、DFキーラン・ティアニーから左サイドバックのレギュラーを奪うなど好調を維持。しかしFIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)後は右サイドバックの控えに甘んじると、今年3月16日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)スポルティングCP戦で右ひざを負傷。手術により一足早くシーズンを終えていた。