東京ヴェルディは今月9日、国立競技場開催の明治安田生命J2リーグ第25節でFC町田ゼルビア相手に2-2と引き分け。町田のプレーに対する城福浩監督のコメントが話題を呼ぶ中、大分トリニータOBの馬場賢治氏が同監督の指摘に理解を示した。
東京Vはダービーマッチ(東京クラシック)の前半で2点ビハインドだったが、後半にFW染野唯月の2ゴールで追いつき勝ち点1を獲得。一方の町田も試合終了間際に時間稼ぎをするなど、勝ち点1への執念を見せた。
試合終了直後、城福浩監督はピッチで「おれらはサッカーで勝負するから!」と叫んでおり、DAZNの集音マイクに拾われている。また会見では対戦相手のプレーについて「相手に時間を使われて。倒れるのが本当に目に余るものがあった」と語るなど、批判的なコメントを残していた。
町田のプレーや東京V指揮官の怒りには、かつて湘南ベルマーレや水戸ホーリーホック、大分でプレーしていた馬場氏も反応。自身のツイッターアカウントにて以下のようなコメントを残した。
「町田の強さも勝負への執念も本当にすごいと思う。 実際に結果も出てるし否定はできない。 けど、この城福さんの話もまた納得。 今後コーチをやっていく上で個人的にはこういうことを大事にしたいと思う。 勝ちにこだわるなんて事は当たり前という前提で」
東京Vはダービー直前にMFバスケス・バイロンが町田へ移籍。J2リーグ首位と2位の直接対決でもあっただけに、試合内容を巡る論争はまだまだ続きそうだ。
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