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中村敬斗、伊東純也所属ランス移籍拒否か「仏1部他クラブの計画に興味」

中村敬斗 写真:Getty Images

 元ガンバ大阪所属選手の日本代表FW中村敬斗は、オーストリア1部LASKリンツの主力選手として活躍。FW伊東純也擁するスタッド・ランスをはじめリーグアン(フランス1部)複数クラブからの関心が報じられる中、ランス移籍を拒否した可能性があるようだ。

 フランスメディア『Jeunes Footeux』は今月6日、中村に関心を寄せているクラブとしてオリンピック・リヨン、ランス、LOSCリール、レンヌを挙げると、「フランス国内クラブが移籍金1300万ユーロ(約20億4000万円)による中村獲得のオファーをリンツに提示」と報道。フランス紙『レキップ』の記者は、リヨンによるオファー提示の可能性を指摘していた。

 またランスからの関心については「ランスは右サイドでプレーする伊東のカウンターパートを探しており、中村をリストアップしている」とリポート。FWマルタン・テリエが長期離脱中であるほか、FWイブライム・サラーは2023/24シーズンの構想から外れたため、左サイドの強化を目指しているという。

 しかしフランスメディア『バットフットボールクラブ』は9日、リーグアン所属クラブによる中村争奪戦の動向を特集。「中村はランスを拒否も、リールのプロジェクトに強い興味を示している。イングランドやドイツの選手もリールの獲得候補にあがっている」とし、リールが争奪戦で優位に立つ可能性を伝えた。

 リールはリーグアンを4度、国内カップ戦の6度制した強豪。2022/23シーズンは首位パリ・サンジェルマンから勝ち点18差の5位で終え、2023/24シーズンのUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ予選出場を決めている。

 中村は2021年8月にG大阪からリンツへ完全移籍。2021/22シーズン途中から出場機会を確保すると、2022/23シーズンはオーストリア1部リーグで31試合に出場して14ゴール7アシストをマーク。リンツの幹部は先月下旬の会見で「中村を手放すつもりはない。(オファーが)1000万ユーロ(約14億円)以下では交渉しない」と強気の姿勢を見せていた。