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浦和・酒井宏樹が謝罪「僕が怪我しただけ」FC東京トレヴィザン批判で話題

酒井宏樹 写真:Getty Images

 浦和レッズ所属の日本代表DF酒井宏樹は今月8日の明治安田生命J1リーグ第20節FC東京戦で、DFエンリケ・トレヴィザンと競り合った後に負傷退場。試合後のコメントに注目が集まる中、本人がコメントについて謝罪している。

 酒井は前半3分、ハーフウェーライン付近でトレヴィザンと空中で競り合ったが、バランスを崩して着地。左肘の関節を痛めてピッチ上でうずくまると、プレー続行不可能と判断され、前半6分に途中交代となった。

 同選手は試合後のインタビューで「ヘディングで競る時に、ボールを見ないで俺だけに当たって来るのはやめてほしい。ジャンプしている体勢の人にぶつかるのはフェアではないと思う」と、負傷シーンを回顧。トレヴィザンに対して厳しいメッセージを送ったとみられるだけに、ネット上では両者が競り合ったシーンを巡って様々な意見が沸き起こっていた。

 そんな中、酒井は8日深夜に自身のインスタグラムアカウントを更新。ストーリーズで以下のようなコメントを残している。

 「負傷したシーンはまだ見れませんが選手、スタッフからフェアな競り合いだったと聞きました。大きな誤解をしてしまいました。エンリケ選手とは試合後お話ししお互いのこれからの健闘を伝え合っています」

 「今回の負傷は競り合いの中でただ僕が怪我をしただけです!何も悪質な事はありませんでした。記事をみたFC東京に関わる皆さま、エンリケ選手のご友人の方などには嫌な思いをさせてしまいました事を謝罪させていただきます」

 トレヴィザンとのやり取りも明かした酒井。自身に対する批判的な意見も含めて、ネット上で白熱していた議論が収束しそうだ。