Jリーグ 徳島ヴォルティス

徳島、ユニフォーム販売方法に苦心。裏事情明かす「Jリーグのルールが…」

柿谷曜一朗 写真:Getty Images

 徳島ヴォルティスは5日、今月1日の明治安田生命J2リーグ第23節ザスパクサツ群馬戦前に行われたサポーターズカンファレンスの議事録を公表。ユニフォーム販売に関するクラブの考えと、Jリーグ規定の説明にサポーターの注目が集まっている。

 岸田一宏代表取締役社長らクラブ経営陣の説明によると、サプライヤーへのユニフォーム発注数量の期限は通常の場合、7月初旬であるとのこと。2022シーズンのユニフォームについては、前年にJ1残留を視野に入れた上で発注をかけたところ、在庫が大量発生。逆に2023シーズンのユニフォームは、新体制発表会後ほぼ一晩で完売したことにより、サプライヤーと追加交渉を行ったとのことだ。

 またクラブはユニフォーム発注枚数に関する課題の改善策を提示。2024シーズンに関しては、7月初旬までにユニフォームデザインを発表し、申込希望受付を実施することを検討。「数量の絞り込みというところが非常に見極めができる」という考えを持っていたが、「ユニフォーム要綱がその時期だとまだ決まっていないので、デザインの発表をしてはいけない」というJリーグのルールが判明したという。

 その上でクラブ経営陣は、サポーターに対して以下のように説明。2024シーズンのユニフォーム販売について2つの選択肢を提示している。

 「ユニフォームのデザインを見ずにどんなデザインであっても申込みをするということであれば、この方法(7月での申込希望受付)は実現可能です。また、デザインだけではなく翌年の選手編成、どういう選手が来るのか残るのかによっても皆様のご希望等々あると思います。デザインとかチーム編成が決まらないなかでスタートさせていただくことが可能であれば実現できますが、その辺が大きなポイントになると思います」

 「チーム編成・デザインを見ずに申込みなどできないというご意見も多いかとも思います。その際は、従来どおりのタイミングで進めていかなければなりません。この2つが大きく選択肢とすれば出てくると思います」

 「クラブとしてもそのままの方法ではまた同じことになるというところで、しっかりとこういった方法・仕組みは考えました。けれども、Jリーグのルールというネックがどうしても出てきた中で、今申し上げた2つの選択肢というところになると思います」

 この徳島のユニフォーム販売に関する説明は、ネット上で話題に。発注枚数に関する事情説明に納得の声が寄せられているほか、Jリーグクラブの抱える問題や苦悩に理解を示すファンもいる。