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菅原由勢、“経験値”指標で欧州3位!守田英正所属スポルティング移籍期待も

菅原由勢 写真:Getty Images

 日本代表DF菅原由勢は、オランダ1部AZアルクマールの主力選手として活躍。23歳以下で右サイドバックを対象とした『CIESフットボール・オブザーバトリー(スポーツ国際研究センター)』の算出データで世界トップ10に名を連ねている。

 国際サッカー連盟(FIFA)の関連調査機関であるスポーツ国際研究センターは、公式ツイッターアカウントにて「世界における23歳以下の有望株」を紹介。2022年開催の公式戦におけるプレー時間、出場した試合のレベル、成績などから算出した「経験値」に基づいてランキング付けを行っている。

 これによると、右サイドバックではブラジル1部アトレチコ・パラナエンセ所属DFケウヴェンが経験値「68.8」でトップとのこと。2位にバイエル・レバークーゼン所属DFジェレミー・フリンポンが「67.5」で名を連ねており、3位に菅原が「60.7」でランクインしている。

 菅原は2019年6月に名古屋グランパスからAZへ期限付き移籍。海外挑戦1年目から出場機会を得ると、2020年に完全移籍へ移行し、2025年6月までの複数年契約を締結。2022/23シーズンはオランダ1部リーグ26試合の先発出場で3ゴール8アシスト。UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ本戦では12試合中11試合でスタメン出場と、不動の右サイドバックとしてベスト4入りに大きく貢献した。

 またポルトガル紙『O JOGO』は今月はじめ、菅原がMF守田英正所属スポルティングCPへ移籍する可能性を報道。選手本人に移籍の意思があるほか、AZも同選手の後釜確保にむけて動いているという。