「神戸イニエスタの回答は…」バルセロナ元同僚のアルゼンチン1部監督告白

　ヴィッセル神戸所属の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、今年7月1日の北海道コンサドーレ札幌戦をもって退団することがすでに決定。アルゼンチン1部アルヘンティノス・ジュニアーズ移籍の可能性が報じられる中、バルセロナ時代の同僚であるガブリエル・ミリート監督が同選手への接触を認めた。

　ミリート監督は米メディア『TNTスポーツ』アルゼンチン版の独占インタビューで、イニエスタとの会話内容を告白。「まず彼に手紙を書いて、それから南米に行きたくないかどうかを確認するために話をしたんだ」

　「彼は私に返事することを約束してくれた。彼は私に『自分の将来についてよく考えなければならないし、はっきりしたことは何もない』と言った。その言葉だけでとても複雑だと思う」と語っている。

　またイニエスタ本人は、数週間前にアルヘンティノス・ジュニアーズ移籍の可能性について「ミリート監督とは連絡をとっているよ」と冗談めいた口調でコメントを残したという。

　ミリート監督は、かつて2007年夏から4シーズンにわたりバルセロナでプレー。イニエスタの元チームメイトである。またアルゼンチン代表でも42試合に出場。2006年のFIFAワールドカップ・ドイツ大会でプレーした実績を持っている。

　なおイニエスタの新天地候補には、アルヘンティノス・ジュニアーズの他にMLS（アメリカ・メジャーリーグサッカー）のインテル・マイアミやサウジアラビア1部アル・ヒラルなどが挙がっている。