清水エスパルス所属MF矢田龍之介は、18日に行われたYBCルヴァンカップ・グループステージ最終節の浦和レッズ戦でベンチ外。かつてラ・リーガ(スペイン1部)RCDマジョルカ下部組織の練習に参加していたこともあり、イタリアメディアがミラン移籍間近の日本代表MF鎌田大地と比較している。
矢田は昨年、トップチームに2種登録されたほか、U16日本代表に選出。今年3月に2週間にわたりマジョルカの練習に参加したほか、4月7日のルヴァン杯湘南ベルマーレ戦でトップチームデビュー。今月にはAFC U17アジアカップのU17日本代表メンバーに選ばれると、17日のウズベキスタン戦で先発出場している。
イタリアメディア『トゥットメルカート』は18日に「矢田龍之介、日本からヨーロッパを夢見る」と見出しをうち、同選手を紹介。「日本から欧州サッカー界への飛躍を予感させる新たな才能が現れた。2006年生まれの矢田は、清水の下部組織でプレーしており、すでにマジョルカのトライアウトを受けている」
「彼はテクニカルで速いミッドフィールダーであり、ラストパスを得意としている。フィジカル面はそこまで強力ではない。まだ若くて伸びしろがあるが、テクニック面で才能に恵まれている。利き足の精度が高く、視野が広い。ストライカーの幸運を呼び込む選手であり、鎌田大地のように見える」と、同選手の経歴やプレースタイルを説明している。
森保ジャパンの司令塔と比較された矢田。J2リーグでデビューしていないにもかかわらず、早くも欧州から熱視線を浴びている。
コメントランキング