今月のキリンチャレンジカップで日本代表から落選したDF吉田麻也は、今季限りでシャルケを退団。Jリーグ復帰が噂される中、ここに来てFWクリスティアーノ・ロナウド擁するサウジアラビア1部アル・ナスルが移籍先候補に浮上している。
吉田は昨年7月にシャルケと1年契約を締結。今季開幕からほぼ全試合で先発出場するなど、チームがブンデスリーガ残留争いを強いられる中でも主力選手として活躍していた。しかしシャルケは序盤から下位に低迷すると、ブンデスリーガ(ドイツ1部)17位に終わり2部降格。今月8日に吉田の退団が正式決定している。
そんな中、中東メディア『アラブニュース』は「サウジアラビア1部リーグのクラブは、アジアの優秀な人材を獲得する必要がある」と見出しをうち、サウジアラビア国内クラブへ移籍する可能性のある選手として吉田ら複数選手を挙げている。
また吉田については「34歳の元日本代表キャプテンはシャルケ退団後、新たなクラブを探している。吉田は日本で最もキャップ数の多い選手のひとりであり、3度FIFAワールドカップに出場。日本代表戦で100試合以上プレーしているほか、エールディビジ、プレミアリーグ、セリエA、ブンデスリーガでプレーした経験を兼ね備えている。彼のような選手はチームに豊富な経験とリーダーシップをもたらす」と評価。
「アル・ナスルは経験豊富なディフェンダーを必要としているほか、日本ツアーを数週間後に控えている」と、移籍先候補にアル・ナスルの名前をあげた。
なおアル・ナスルは2022/23シーズンのサウジアラビア1部リーグを2位で終了。今年7月に来日し、セリエA(イタリア1部)インテル、リーグアン(フランス1部)パリ・サンジェルマンと対戦する。
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