ブンデスリーガ(ドイツ1部)VfBシュツットガルト所属MF遠藤航は、サッカー日本代表「森保ジャパン」でもキャプテンに就任。今後のさらなる活躍が期待される中、シュツットガルト残留は微妙だと現地で報じられている。
同選手は昨季からキャプテンとしてシュツットガルトをけん引。今季も公式戦ほぼ全試合で先発出場すると、2部3位ハンブルガーSVとのプレーオフでも2試合ともにフル出場。チームをブンデスリーガ残留に導いた。
また今月開催のキリンチャレンジカップ2023でも日本代表に選出されると、落選したDF吉田麻也にかわってキャプテンに就任。15日のエルサルバドル戦では出番がなかっただけに、20日に行われるペルー戦でのプレーが期待されている。
そんな中、英メディア『スカイスポーツ』ドイツ版はシュツットガルト所属選手の去就を特集。「シュツットガルトは今年夏の選手売却で4000万ユーロ(約62億円)の収入確保を目指している」とした上で、放出候補にDFボルナ・ソサ、DFコンスタンティノス・マヴロパノスなど複数選手を挙げている。
また遠藤とDF伊藤洋輝については、「両選手ともに安定したパフォーマンスが特徴だ。シュツットガルトは彼らの残留を望んでおり、巨額オファーが届いた場合のみ放出を検討する」と伝えている。
ただドイツ誌『ビルト』の報道によると、遠藤とシュツットガルトの契約延長交渉は今年1月に中断して以降、再開されていない模様。今後の動向次第では、移籍金2500万ユーロ(約38億円)以上での放出も考えられるという。
なお遠藤本人は2021年9月、『ビルト』のインタビューで「プレミアリーグでのプレーは僕の夢です」と将来的なプレミアリーグ挑戦を示唆。ドイツ国内の複数メディアは先月以降、同選手の発言を再び紹介した上でプレミアリーグ移籍の可能性を報じている。
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