Jリーグ 徳島ヴォルティス

徳島ラバイン監督「日本人選手は規律正しいが故に極端」J2のレベル評価も

徳島ヴォルティス 写真:Getty Images

 徳島ヴォルティスは11日に行われた明治安田生命J2リーグ第20節で、栃木SCに1-0と勝利。徳島率いるベニャート・ラバイン監督が日本人選手の特徴やJ2リーグのクオリティについて語っている。

 ラバイン氏はU17スペイン代表やレアル・マドリード下部組織などで分析官を担当。2018年から4年以上にわたり日本代表MF久保建英所属レアル・ソシエダの分析チーム責任者を務めると、昨年12月に徳島の監督に就任している。

 そんなラバイン監督は今月、スペイン紙『Noticias de Gipuzkoa』のインタビューに対応。日本人選手とヨーロッパの選手の違いを聞かれると「日本人選手はヨーロッパとは全然違う。彼らは良い意味でも悪い意味でも非常に規律正しい。私の発言に対する捉え方が極端なんだ。彼らの特徴を理解して日本のやり方に適応し、多くのことを変えないといけなかった」と語っている。

 またJ2リーグのレベルについては「全体的に非常に高く、特に技術面のレベルは高い」と断言。「ロングボールを多用するなどダイレクトなプレーを好む対戦相手がいれば、コンビネーションを重視してGKをペナルティエリア外に配置してビルドアップに参加させる対戦相手もいる。(J2所属クラブの)プレースタイルは多種多様だ」と、対戦相手の印象も明かした。

 徳島は今季J2開幕から11試合つづけて白星なしと、スタートダッシュに失敗。4月29日の第12節ジュビロ磐田戦で初勝利をあげて以降はリーグ戦4勝2分2敗と立ち直っており、15位まで浮上している。