ヴィッセル神戸は6日、国立競技場でラ・リーガ(スペイン1部)バルセロナと対戦。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタのプレーに注目が集まる中、関東サッカーリーグ所属エリース東京FCの山口遼監督によるツイッターでの不適切発言が物議を醸している。
同監督は20時45分に「イニエスタはほんと涙出るくらい上手いな、マトモなチームでプレーする姿をもっと見たかったなあ」と投稿。神戸サポーターから批判を浴びると、「先程のツイートに関して、不適切な内容の発言であったため、当該ツイートを削除の上、チーム関係者、サポーターの皆様、試合の誘致にご尽力されたリーグ関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。今後は軽挙を慎み、リスペクトを持ち、真摯にサッカーへ向き合っていきます。 申し訳ありませんでした」と謝罪している。
またエリース東京は7日午前に「エリース東京FC コーチングスタッフにおけるSNSでの不適切発言について」と題した声明を発表。山口監督のSNS投稿について、以下のように説明するとともに謝罪した。
「昨日行われたヴィッセル神戸とFCバルセロナとの試合に対し、当クラブの監督である山口遼がTwitter上で不適切な発言を行ったことを深くお詫び申し上げます」
「当クラブは、クラブの行動指針である、FRA(フェアプレイ、リスペクト、アプリシエイト)を掲げ活動をしております。その中で選手、他クラブとの関係を重要視するクラブとして、このような行動は到底容認できません」
「山口自身も本件の重大さを認識しており、即座に自らの言動の不適切さを認め、深く反省しております。当クラブとしても、このような行為が二度と起こらないよう、適切な対応と再発防止策を講じることを約束いたします。今回の出来事を通じて、クラブとしての信頼と誠実さを取り戻すため、真摯に取り組んでまいります」
「最後に、ヴィッセル神戸のクラブ関係者、選手、ファンの皆様に対し、山口監督の不適切な発言によりご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。今後、信用・信頼の回復に向けて、一層の改善を図ることをお約束いたします。監督、選手、スタッフ一同、心から謝罪し、再発防止に努めてまいります」
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