Jリーグ レノファ山口

J2千葉OBも関心。エスナイデル氏の山口監督就任に「白米、脂禁止だ」の声

フアン・エスナイデル氏 写真:Getty Images

 明治安田生命J2リーグのレノファ山口は29日、ジェフユナイテッド市原・千葉元監督のフアン・エスナイデル氏を招へいしたと公式発表。同氏がJリーグファンからの注目を集める中、千葉OBである増嶋竜也氏も好意的なコメントを残している。

 エスナイデル氏はスペイン国内の複数クラブを率いたほか、2017年から2019シーズン途中まで千葉を指揮。監督就任1年目はJ1昇格プレーオフに食い込むなど結果を残したものの、翌2018シーズンは守備が崩壊し14位で終了。2019シーズンも開幕スタートダッシュに失敗し、3月17日に解任。およそ4年間にわたり無所属状態だった。

 そんな中、同氏は先月末に来日すると、千葉のホームゲームやセレッソ大阪対鹿島アントラーズを現地観戦。Jリーグで監督業再開の可能性が取りざたされる中、J2で19位に沈む山口の監督に就任している。

 エスナイデル氏は千葉時代に、極端なハイライン守備や徹底した食事管理などで話題を呼んでいた。それだけに今回の山口監督就任には「食堂から白米が消えますね」「白米は今のうちに!」「白米、脂なし!!! ハイライン!ハイプレス!」といった声が上がるなど、ツイッターで「レノファ」がトレンド入りしている。

 また現役時代に千葉でエスナイデル監督の指導を受けていた増嶋氏も、自身のツイッターアカウントを更新。「エスナイデルサッカーって事は… サイドチェンジからの超ハイラインが見れるのかぁ。楽しみだなぁ」と、エスナイデル氏の山口監督就任を喜んでいる。

 山口は18試合を終えて4勝6分8敗。成績不振により今月8日に名塚善寛監督が退任し、中山元気コーチが暫定指揮。28日に行われたJ2第18節で水戸ホーリーホックに1-0と勝利していた。