元鳥栖イバルボが去就語る「現役続けたいが…」長崎退団から半年間無所属

　かつてサガン鳥栖でプレーしていた元コロンビア代表FWビクトル・イバルボは、昨年のV・ファーレン長崎退団以降、半年近くにわたり無所属状態が続いている。そのイバルボが母国メディアのインタビューで自身の去就について語っている。

　同選手はセリエA（イタリア1部）カリアリやローマ、プレミアリーグ（イングランド1部）ワトフォードなどをへて、2017年3月に鳥栖へ移籍。鳥栖在籍時に度重なる負傷により出場機会を得られず、2019年7月に長崎へ移籍。長崎でもコンディション不良に悩まされると、2022シーズンのJ2リーグで7試合の出場にとどまり昨年11月に契約満了を告げられていた。

　そんなイバルボについては、今年3月にコロンビア1部リオネグロ・アギラスへの練習参加が報じられていたが、正式契約には至らなかった。また本人は今月下旬、コロンビアメディア『Win Sports』のインタビューで「長崎とは昨年に契約解除で合意し、万全な状態を取り戻すためにコロンビアに戻って来た。今はフリーだよ」

　「まだ現役を続けたいので、オファーを待っている。すでに代理人がいくつかのクラブと交渉したけど、まだ何も決まっていないんだ。家族がいるからコロンビアでプレーしたいし、コロンビアで数年間プレーして現役を終えられたら最高だね」と語っている。

　なおイバルボは長崎時代の昨年8月に左膝内側半月板を損傷。手術のためコロンビアへ帰国していた。