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日本代表MF柴崎岳がレガネス退団へ。西紙「中盤の補強で…」鹿島復帰説も

柴崎岳 写真:Getty Images

 かつて鹿島アントラーズでプレーしていた日本代表MF柴崎岳は、スペイン2部レガネスに所属。出場機会を得ているものの、今季終了後の退団がほぼ確実と現地で報じられている。

 同選手はテネリフェやヘタフェなどスペイン国内の複数クラブをへて、2020年9月からレガネスでプレー。今季はカタールW杯をはじめ日本代表戦への招集により一部のリーグ戦でメンバー外となったが、ここまでリーグ戦18試合で先発出場。ただ今年4月以降はスタメン出場わずか1試合と序列低下が顕著になっている。

 そんな柴崎は2021/22シーズンの最終戦後に、現地メディアのインタビューで「クラブとの契約をもう1年残しています」と契約内容に言及していた。

 スペイン紙『アス』は今月中旬に「レガネスは新たな中盤のエンジンを探す」と見出しをうち、レガネス所属選手の去就を特集。これによると、レガネスの中盤では柴崎ら3選手が契約満了による退団するとのこと。サラリーキャップによる制限もあり引き留めが厳しく、柴崎らにかわる中盤の新戦力獲得を計画しているという。

 レガネスは今季残り2試合の時点で14勝10分16敗。13位とすでにラ・リーガ(スペイン1部)昇格の可能性が消滅している。

 柴崎はFIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)終了後に鹿島復帰の可能性が報じられていた。鹿島所属選手では、中盤を本職とするMFディエゴ・ピトゥカに母国ブラジル復帰の噂が絶えない。柴崎とピトゥカの去就に注目が集まる。