
ブンデスリーガ(ドイツ1部)VfBシュツットガルト所属の日本代表DF伊藤洋輝には、MF鎌田大地擁するアイントラハト・フランクフルトやセリエA(イタリア1部)ナポリからの関心が報じられている。その伊藤の去就について、シュツットガルト幹部が興味深いコメントを残した。
伊藤は2021年6月にジュビロ磐田からシュツットガルトへ移籍。海外挑戦1年目からレギュラーに定着すると、今季もセンターバックの主力選手としてリーグ戦ほぼ全試合で先発出場している。ただシュツットガルトはリーグ戦残り3試合で2部入れ替え戦圏内の16位に低迷。2部自動降格圏内の17位VfLボーフムと勝ち点「28」で並んでいる。
またドイツ紙『Heidenheimer Zeitung』は先月末、シュツットガルトが現有戦力を維持できる可能性について「ブンデスリーガ残留争いの行方に関係なく、この夏も移籍金収入により黒字を達成しなければならない」と主張。シュツットガルトとの契約を2025年6月まで残す伊藤に対するフランクフルトからの関心もあわせて伝えていた。
そんな中、セリエA優勝を果たしたナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は今夏の補強計画について「アメリカ人、韓国人、日本人選手を探している」とコメント。韓国代表DFキム・ミンジェの後釜として伊藤やボルシア・メンヒェングラートバッハ所属DF板倉滉をリストアップしたと、『コリエレ・デッロ・スポルト』をはじめ複数のイタリアメディアが報じている。
このナポリ移籍報道には、シュツットガルトのファビアン・ボールゲムートSD(スポーツディレクター)が反応。英メディア『スカイスポーツ』ドイツ版のインタビューで「伊藤は今季ここまで安定したパフォーマンスを見せており、とても良いシーズンを送っています。若くて将来性もある選手だ。ただ、イタリアからのオファーについては何も聞いていない」と語っている。
ただ一方で「ブンデスリーガに残留した場合でも、伊藤の引き留めを諦めることはあるか」と問われると、「来シーズンは彼とともに計画を立てている。彼を中心選手と見ているが、ここでも夏に来るものは夏に来るんだ」と、放出の可能性を否定しなかった。
2部降格危機にくわえて、財政面でも厳しい状況に置かれているシュツットガルト。キャプテンを務める日本代表MF遠藤航にも今夏移籍の可能性が伝えられているだけに、伊藤の去就は不透明だ。
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