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元G大阪ファン・ウィジョが去就発言「代理人とは…」韓国復帰で復調も…

ファン・ウィジョ 写真:Getty Images

 かつてガンバ大阪でプレーしていた韓国代表FWファン・ウィジョは、プレミアリーグ(イングランド1部)ノッティンガム・フォレストから韓国1部FCソウルへレンタル移籍中。今年6月末でレンタル期間が終了するのを前に、自身の去就について語った。韓国紙『朝鮮日報』が伝えている。

 ファン・ウィジョは昨年8月にフランス2部ジロンダン・ボルドーからノッティンガムへ完全移籍。ノッティンガムではプレーせず、オリンピアコスへ1年レンタルにより加入したものの、今季序盤から不振に喘ぎ昨年10月下旬以降は全試合でベンチ外。今年2月にオリンピアコスとのレンタル契約を打ち切り、FCソウルへ加入している。

 同選手は2023シーズンの韓国1部リーグ戦で、ここまで12試合中10試合に先発出場して2ゴール1アシスト。チームも首位の蔚山現代から勝ち点8差の2位と好調だ。

 そんな中、ファン・ウィジョは今月9日に行われたリーグ戦後のメディアインタビューで「まだ代理人と話していないが、6月中にはしなければならないと思う。まだ考えているところですが、今はソウルでのプレーに集中している。僕がいる間に、チームがより良い状態で戦えるようにしたいという気持ちが一番大きいんだ」と、自身の今後に言及。

 ノッティンガム復帰の可能性について聞かれると、「ノッティンガムに復帰するにしても、他のクラブへ移籍するにしても、まずは自分のコンディションを管理することが大事だね」とコメント。レンタル移籍期間延長についても「僕はまだ何も考えていないし、具体的な話もしていない。今はただ一生懸命プレーするだけなんだよ」と明言を避けている。

 なおノッティンガムはプレミアリーグ残り3試合で8勝9分18敗。2部降格圏内の18位レスター・シティと勝ち点3差の16位と、残留争いを余儀なくされている。そのためファン・ウィジョの去就がノッティンガムの今季成績に左右される可能性も考えられる。