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古橋亨梧、移籍金26億円でセルティック退団?現地「すでに28歳で売り時」

古橋亨梧 写真:Getty Images

 セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧は、絶対的ストライカーとして今季のスコットランド1部リーグ優勝に貢献。プレミアリーグ(イングランド1部)クリスタル・パレスやサウサンプトンなど複数クラブからの関心が伝えられる中、現地では移籍金1500万ポンド(約26億円)以上のオファーが届けばセルティック退団が確実と報じられている。

 古橋の去就については、英紙『テレグラフ』は今年4月下旬に「セルティックと古橋の別れは近い」と見出しをうち、「古橋はプレミアリーグのクラブを含むヨーロッパの様々なクラブからの関心を寄せられている」とリポート。

 クリスタル・パレスとサウサンプトンからの関心を報じたほか、古橋の状況を知る関係者の話として、「セルティックはすでに今季終了後に古橋を失う可能性があることを認めている。プレミアリーグ所属クラブによる古橋へのオファーを控えている」と伝えていた。

 そんな古橋の去就には、セルティックのライバルクラブであるレンジャーズOBも関心を寄せている模様。アラン・ハットン氏は英メディア『フットボール・インサイダー』のインタビューで「どのスコットランドのクラブにとっても、(古橋の移籍金と報じられている)1500万ポンドは大金だ。それに彼はすでに28歳だし、1500万ポンドで売れるなら良い方だ」

 「それにセルティックの補強は素晴らしい。もし古橋を放出するとなった場合、アンジェ・ポステコグルー監督らが誰かの動向を追っていたとしても私は驚かない。(古橋の去就は)どれだけの金額のオファーが届くか次第だろう」と、同選手の今後について私見を述べた。

 今月7日のハーツ戦で今季公式戦30ゴール目をあげるとともに、チームをリーグ優勝に導いた古橋。セルティックとの契約を2025年6月まで残す中、プレミアリーグ以外にもセリエA(イタリア1部)ラツィオやブンデスリーガ(ドイツ1部)方面からの関心も報じられている。