
セルティック所属の日本代表MF旗手怜央には、FW古橋亨梧とともに今季のスコットランドリーグ年間最優秀選手(MVP)の候補に推す声が多い。しかし、かつてスコットランド1部リーグでプレーしていた選手の中には、旗手がMVPに相応しくないと考える人もいるようだ。
旗手は昨年1月、川崎フロンターレからセルティックへ完全移籍。海外挑戦1年目の2021/22シーズンからレギュラーに定着すると、今季はここまで公式戦39試合の出場で8ゴール9アシストをマーク。引き続き主力選手として活躍している。
セルティックがすでにスコティッシュリーグカップを制し、リーグ戦での首位を走っていることもあり、複数の現地メディアがセルティックの中心選手である古橋や旗手をMVP候補に推奨している。
しかしかつてハイバーニアンなどスコットランド国内クラブでプレーしていた評論家のタム・マクマナス氏は、英サッカーの情報を扱うYouTubeチャンネル『PLZ Soccer』に出演した際、「私ならば、(年間最優秀選手の候補に)キャメロン・カーター=ビッカース、カラム・マグレガー、古橋を選び、旗手は外すだろう」とコメント。
「旗手は今シーズン素晴らしい活躍を見せていると思うが、少し前に怪我をして数試合か欠場した。だから候補の4人目には(マザーウェル所属の)ケフィン・ファン・フェーンを挙げるよ」とし、先月下旬から約1か月間の負傷離脱を余儀なくされたことがMVP候補から外れる要因だと主張した。
なお旗手は4月30日に行われたスコティッシュカップ準決勝レンジャーズ戦で復帰。先発出場で66分までプレーし、チームの勝利に貢献している。
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