Jリーグ ヴィッセル神戸

神戸イニエスタ「日本では一般人と同じように…」両国文化比較で大人発言も

アンドレス・イニエスタ 写真:Getty Images

 ヴィッセル神戸所属の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、日本とスペインの文化の違いに言及。日本で生活する中で感じる居心地の良さも語っている。

 同選手は2018年にラ・リーガ(スペイン1部)バルセロナを退団して神戸へ加入。キャプテンとしてチームをけん引する傍ら、自身のインスタグラムアカウントでは妻のアンナ・オルティスさんや子供たちと神戸の街を楽しむ様子がアップされ、日本のサッカーファンの反響を呼んでいる。

 そんなイニエスタは先月、スペインメディア『ASIA Northeast』のインタビューに対応。スペインにはない日本サッカーの特徴を聞かれると「色々あって、特に1つだけ挙げることはできないね。でも確実に言えるのは、選手に対するリスペクトやファンとのつながりが大好きなんだ」

 「もちろん、スペインでも同じようなことはあるけどね!でも、国によって文化は違うわけだし、それぞれの文化の良さを引き出せばいいと思うよ」と語っている。

 また日本での生活については「家族と一緒に外出して、神戸を楽しんでいる。とても良い気分だよ。妻のアンナ、息子や娘たちと神戸の街を歩いていると、心地よく感じるんだ。まわりにいる一般人と同じように楽しめているね」とコメント。

 「確かに日本のサッカーファンも熱狂的だけど、ちょっと違うんだ。(スペインと日本のどちらが)悪いとか良いとかじゃないけどね」と、サッカー選手のプライベートに配慮する日本人の性格に言及した。

 なおイニエスタは今季ここまでコンディション不良の影響もあり、リーグ戦2試合、YBCルヴァンカップ2試合の出場。神戸との契約期間が今季終了後までであることもあり、今季限りで現役引退の可能性も報じられている。