千葉県内の第20回統一地方選挙の投開票が今月23日に実施。木更津市議会議員選挙で、かつてジェフユナイテッド市原・千葉や愛媛FCなどでプレーしていた元Jリーガーの吉田まきと(吉田眞紀人)氏が初当選を果たした。
同氏は先月13日、自身のツイッターアカウントにて政界挑戦を表明。「自分が今までスポーツを通じて培ってきた力を生まれ育った街に還元し、ふるさとである木更津に恩返しがしたい… その想いが、この決断の原動力です。 私の原点「木更津」の地で、また新たなチャレンジへと走り出します!」と報告していた。
告示前日の15日には、「さぁいよいよ!いつも支えてくれる方々には感謝しかないです! 明日からの1週間は濃い時間にする! こんな瞬間は人生でそうない。 挑戦が人を成長させる」と選挙戦への意気込みを綴っていた吉田氏。定数24のところを28名で争う中、木更津市の発表によると同氏は2075票を獲得。7番目の得票率で当選している。
なお吉田氏は「千葉県木更津市で初のJリーガー・吉田眞紀人オフィシャルサイト」にて、木更津市民にむけて以下のようなメッセージを発信している。
「私はこの木更津の地で生まれ、多くの方々に育てて頂き今の自分があります。幼い頃から『サッカー選手になる!』という大きな夢を追いかけ、全てを賭けて戦ってきました。中学時代には木更津と横浜を結ぶアクアラインを渡り練習にも通いました」
「私の人生は挫折の連続でした。何度も自分より優れた選手と出会い現実を突きつけられ、全国高校サッカー選手権の試合前日に左足の指を骨折するなど、プロになってからも4度の手術を経験しました。
夢を叶えようとすればするほど、心が折れそうになりました」
「でもその度に応援してくれている人の顔が浮かび、もう一度だけ頑張ろうと自分を奮い立たせその繰り返しで、今まで戦い続けられたことは自分の最大の強みだと胸を張って言えます」
「夢を追えば必ず苦しい事に出会います。でもその時に私の背中を押してくれたのは『ふるさと木更津』でした。2018年からは地域の活性化を目的とした『木更津ふるさと応援団』に就任し、SNSを中心に木更津の魅力を発信する活動を行なってきました」
「通い慣れた道、見たかった笑顔、見慣れた風景。私の原点がここ木更津にあります。その大切な人たちや町にいつも支えてもらいました。次は私が皆さんを、そしてこの愛するふるさとを支えたい。その想いからこの挑戦をすることを決めました」
「高齢世代から若い世代へ 若い世代から高齢世代へ パスをつなぎます!」
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