ラ・リーガ バルセロナ

右SBの補強を目指すバルセロナ、不満吐露のバイエルンDFに注目?

ヌサイル・マズラウィ 写真:Getty Images

 バルセロナが、バイエルン・ミュンヘンに所属するモロッコ代表DFヌサイル・マズラウィ(25)の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『Fichajes』が伝えた。

 今季のラ・リーガで首位を快走するバルセロナは今夏に右サイドバックの補強を画策。財政難を抱えることから多額の資金を投じることはできないなかで、バルセロナはバイエルンでの出場機会に恵まれていないマズラウィへの関心を再燃させているようだ。

 アヤックス下部組織出身のマズラウィは2019年3月にトップチームへ昇格すると、昨夏にフリーでバイエルンへ移籍。高い足元の技術と推進力を武器に今季の公式戦ここまで20試合に出場しているが、負傷などの影響もあり、フランス代表DFベンジャミン・パバールとのスタメン争いで後手を踏んでいる。

 そのマズラウィは「自分の現状に失望している。ワールドカップ前はスタメンで、今はコンディションも良いのに出場機会がない。2番手、3番手にすらなれない。自分の将来について話すのはまだ早いけど、あまり良いことではない」と現状に不満を漏らしている。