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FC東京ゴール裏に変化が「長友佑都の言葉伝わった」C大阪戦で雨予報も…

長友佑都 写真:Getty Images

 FC東京は今月15日開催の明治安田生命J1リーグ第8節で、セレッソ大阪をホーム味の素スタジアムに迎え撃つ。この一戦はFC東京所属DF長友佑都とC大阪所属MF香川真司の直接対決で話題を呼んでいるが、FC東京ゴール裏の変化にも注目が集まっている。

 FC東京のゴール裏では降雨での試合開催の場合、味の素スタジアムの屋根がある部分にサポーターが集結。2017年10月21日に行われた北海道コンサドーレ札幌戦では、雨が降りしきる中でも最前列までびっしりと埋まったアウェイサポーターとの対照的なゴール裏で話題となり、試合も札幌に1-2と敗れていた。

 しかし15日のC大阪戦では降雨予報にもかかわらず、応援団体の太鼓が屋根のないスタジアム最前列に配置。FC東京のゴール裏情報を発信するツイッターアカウントに「雨なのに今日やる気満々!」、「FC東京は雨になんかには負けないぞ!」、「雨だと中段の濡れないところに固まってたイメージだったけど意外」というメッセージが寄せられているほか、ゴール裏団体メンバーのひとりが「雨に負けんなよー!!!」とサポーターにメッセージを送っている。

 FC東京サポーターの応援については先日、FC東京所属FW渡邊凌磨がとあるサポーターとの対談番組で言及。浦和レッズサポーターの声量に話題が及んだ際に「佑都さんめっちゃ言っていますよ。『あいつら声出してんのかよ?』みたいな」、「結構いろんな試合で佑都さんマジで言ってます。静かな時間が多いみたいな。気づいたらアウェイしか歌ってないじゃんみたいな」と語っている。

 また同選手のコメントは、ツイッター上で瞬く間に拡散。FC東京サポーターから「俺たちもっと頑張らないと!」、「やるしかないな!」、「選手に届かなかったら何のためにゴール裏いるのという話」、「選手にこんな風に言わせてしまうのが本当に悔しい」という声が上がっていた。

 それだけにC大阪戦におけるゴール裏の変化に、ネッツ上では「長友佑都のメッセージが伝わったのかな」、「雨なのに太鼓一番前とか長友効果?」、「長友さんの影響力すごい」というコメントも見られる。

 なおFC東京はここまでリーグ戦7試合を終えて2勝3分2敗。首位ヴィッセル神戸から勝ち点7差の8位とやや出遅れているだけに、C大阪戦で勝ち点3をつかみたいところだ。