ラ・リーガ レアル・マドリード

レアル、右SB強化にチェルシーDFの状況を注視か。移籍金は約101億円

リース・ジェームズ 写真:Getty Images

 レアル・マドリードが、チェルシーに所属するイングランド代表DFリース・ジェイムズ(23)に関心を示しているようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。

 チェルシー下部組織出身のリース・ジェームズはウィガンへの武者修行を経て、対人守備の強さだけでなく、推進力溢れるドリブルやクロス精度の高さを武器に2019年9月にトップチームデビュー。今季は負傷離脱がありながらも、ここまで公式戦22試合に出場して2ゴール2アシストを記録している。

 そうしたなか、マドリードは右サイドバックでプレーしているDFダニエル・カルバハルやMFルーカス・バスケスを堅実な選手だと考えており、DFビニシウス・トビアスなど若手の有望選手がいることを把握済み。右サイドバックの補強を急いでいないものの、リース・ジェイムズの状況を注視しているようだ。

 その一方で、イングランド代表DFとチェルシーは2028年夏までの長期契約を結んでいることから7000万ユーロ(約101億2000万円)前後の移籍金が必要だという。だが、今冬に大型補強を敢行したチェルシーはファイナンシャル・フェアプレーへの抵触を避けるべく、複数選手を売却しなければいけない状況となっている。