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森保ジャパン、6月の日韓戦は消滅!韓国代表関係者「JFA側と話したが…」

森保一監督 写真:Getty Images

 サッカー日本代表「森保ジャパン」は、今年6月に韓国代表と対戦する可能性が浮上。MF三笘薫(ブライトン)とFWソン・フンミン(トッテナム・ホットスパー)の直接対決を期待する声も上がっていたが、大韓サッカー協会(KFA)がこれを否定している。

 韓国メディア『フットボリスト』は今月12日に「三笘とソン・フンミンが直接対決?6月に日韓戦開催で交渉か」とし、日韓戦開催の可能性を報じていた。しかし韓国紙『中央日報』は「KFAが今年6月の日韓戦開催に関する議論はなかった」と伝えている。

 これによると、KFA関係者は「国際親善試合の準備をする過程で、協会内の実務担当者が日本サッカー協会(JFA)関係者との話で、『双方ともに適切な対戦相手が現れなければ、我々同士でやってみたらどうか』と言った。ごく軽い内容だったが、メディアを通じて膨らんでしまった」と日韓戦開催の可能性が報じられた理由を説明。

 「日韓戦の必要性には共感するが、実現するためのプロセスは決して簡単ではない。日韓戦が今年6月に行われる場合、開催地の合意が必要だ。両国は6月の2試合をそれぞれの国で行う予定である」と、6月開催の可能性を否定したという。

 ただ一方で『中央日報』は、今年9月以降に日韓戦が行われる可能性について「来年1月開催のAFCアジアカップを前に、勝算を確認するためのテストとして意味がある」と推察している。

 なお両国代表は2021年3月に横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で対戦したほか、昨年7月にはE-1選手権(旧東アジアサッカー選手権)でも激突。いずれも日本代表が3-0と勝利している。