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中盤強化目指すリバプール、ドルトムントMFへの関心は下火?高額な移籍金がネックに

ジュード・ベリンガム 写真:Getty Images

 リバプールが、ボルシア・ドルトムントに所属するイングランド代表MFジュード・ベリンガム(19)への関心を冷ましたようだ。

 昨夏にユベントスからレンタルで加入したブラジル代表MFアルトゥール・メロやギニア代表MFナビ・ケイタ、元イングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンが契約満了に伴い退団するとの見方が強まっているリバプールは。そのため、今夏に中盤補強を行うとみられている。

 その候補としてベリンガムをターゲットにしていたリバプールだが、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、1億3000万ポンド(約215億円)以上の価値があることから高すぎると考えており、現状ではこれ以上獲得に向けた動きをすることはない模様。ただ、2〜3選手と契約することに変わりはないようだ。

 2020年夏にドルトムントへ加わり、巧みなドリブルテクニックやチャンスメイク能力の高さを武器に今季もここまで公式戦37試合に出場して10ゴール6アシストを記録しているベリンガム。昨年冬に開催されたカタール・ワールドカップでもイングランド代表の中心選手として5試合に出場していた。