Jリーグ 名古屋グランパス

元名古屋シュヴィルツォクが移籍後初先発!次節でポドルスキと直接対決も

ヤクブ・シュヴィルツォク 写真:Getty Images

 名古屋グランパスを退団したザグウェンビェ・ルビン所属FWヤクブ・シュヴィルツォクが今月8日、ポーランド1部リーグ戦で移籍後初先発。次節で元ヴィッセル神戸所属FWルーカス・ポドルスキとの直接対決が実現するかもしれない。

 シュヴィルツォクは2021年10月17日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝・浦項スティーラーズ戦後にドーピング検査で陽性と判定。アジアサッカー連盟(AFC)から4年間の活動禁止処分を言い渡されていたが、スポーツ仲裁裁判所(CAS)での裁判をへてAFCに勝訴。Jリーグクラブからの関心も報じられる中、今年2月10日にザグウェンビェへの復帰が正式決定していた。

 同選手は復帰後しばらく出番がなかったものの、先月11日のリーグ戦でおよそ1年半ぶりとなる実戦復帰。先月31日のリーグ戦でも後半途中からピッチに立つと、8日のヴィスワ・プウォツク戦でスタメンに抜てき。ただシュートは1本しか放てず、58分で途中交代。それでも採点サイト『Sofascore』では10点満点中「6.9」と及第点だ。

 ザグウェンビェはプウォツク戦で0-2と敗北。2部降格圏内の16位グールニク・ザブジェからわずか2ポイント差の14位である中、今月15日にザブジェとの直接対決に挑む。

 そのザブジェでは大宮アルディージャからレンタル移籍中のMF奥抜侃志がプレーしているほか、ポドルスキが主力選手としてチームをけん引。シュヴィルツォクとポドルスキによる元Jリーガー同士の対戦実現が期待される。