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三笘薫のノーゴール物議!プレミアのハンド判定基準との比較画像が世界拡散

三笘薫 写真:Getty Images

 ブライトン所属の日本代表MF三笘薫は今月8日、プレミアリーグ(イングランド1部)第30節のトッテナム・ホットスパー戦でフル出場。同点ゴールを取り消された場面を巡って、ツイッター上で「ハンドはなかった」との異論が噴出。海外サッカーファンからも審判の判定に対する批判が上がっている。

 三笘は0-1で迎えた17分、MFアレクシス・マック・アリスターの浮き球に反応。相手選手に囲まれながらもペナルティエリアで侵入すると、浮き球をトラップして右足を振りぬき、ゴールマウスに流し込んだ。しかし副審はトラップした瞬間にハンドがあったと判定。ノーゴールで試合再開となっている。

 このシーンに反応したのが、世界中のフットボールを対象に話題性豊かな出来事を取り上げるツイッターアカウント『Out Of Context Football』だ。同アカウントは三笘がトラップする瞬間の静止画と、プレミアリーグにおけるハンド判定の基準を紹介した画像を投稿。

 すると海外のサッカーファンから「これはノーハンドだ!」、「三笘のゴールは審判によってぶち壊された!」、「VAR(ビデオアシスタントレフェリー)は機能していないのか?」と審判に対する批判や疑問の声が噴出。

 日本のサッカーファンからも「これハンドと判定されるのかわいそう…」、「ホームゲームだったらノーハンドだったかも」、「これは審判によって判定変わりそう」といったコメントが寄せられている。

 また三笘は1-1で迎えた70分、コーナーキックからのセカンドボールをペナルティエリアで拾った瞬間、左足をMFピエール=エミール・ホイビュルクに踏まれて転倒。しかし主審はノーファウルと判定し、プレー続行。VAR(ビデオアシスタントレフェリー)の介入もなかった。

 三笘絡みの際どい判定が相次いだこともあり、海外のサッカーファンからは「この試合の審判は全然ダメ」、「審判は試合壊した」という声が上がっているほか、主審に対する誹謗中傷のメッセージも見られる。