明治安田生命J2リーグ第8節のFC町田ゼルビア対ブラウブリッツ秋田が8日、町田GIONスタジアムで開催。秋田所属FW青木翔大のロングシュートを巡るノーゴール判定に注目が集まる中、山本雄大主審への過度な批判や誹謗中傷が物議を醸している。
問題となったシーンは、0-0で迎えた前半8分。青木はハーフウェーライン付近でGKポープ・ウィリアムのポジショニングを確認すると、すかさず右足からロングシュート。ウィリアムは慌ててゴール前に戻り左手で弾いた。DAZNの中継映像では、こぼれたボールがゴールラインを割ったように見えたが、ウィリアムはポストに当たって跳ね返ってきたボールをキャッチするとプレーを再開。山本主審や副審もゴールを認めていない。
このシーンがツイッター上で瞬く間に拡散されると、「これでノーゴール?」、「青木選手かわいそう…」と驚きの声が数多く上がっているほか、「J2にもVAR(ビデオアシスタントレフェリー)を導入した方がいい」、「最近誤審多いなあ」といった感想や意見も。
さらには「審判どうなっているんだ!」、「また山本雄大の誤審かよ」、「山本雄大は誤審何回目なんだ」、「もうちょっと緊張感とプロ意識を持ってほしい」と、山本主審に対する批判や誹謗中傷も殺到している。
ただウィリアムが左手で青木のロングシュートを弾いた直後、山本主審はセンターサークル内にいたため、ボールがゴールラインを割ったかどうかを目視で判断することが極めて難しいとみられる。
そのため、山本主審への批判や誹謗中傷に対して「あの位置からだと主審や副審は見えなかったかもしれない」、「山本雄大叩きが度を越している」、「山本雄大を批判すればいいというものではない」といった反発の声が噴出。「このシーンはテクノロジーの導入でしか解決できない」、「ゴールキーパーは自己申告すべきだ」、「秋田が勝ったのが唯一の救い」といったコメントもあり、「山本雄大」がトレンド入りしている。
なお秋田は青木のゴールこそ認められなかったものの、84分にDF阿部海大が先制ゴールを奪取。町田の反撃を振り切り、1-0で勝利している。
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