チェルシーが、レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督の招へいを検討しているようだ。『ESPN』が伝えた。
トーマス・トゥヘル元監督を解任し、その後任として昨年9月にブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンからグレアム・ポッター前監督を引き抜いたチェルシー。だが、ポッター監督体制でも成績が向上することはなく先日に解任すると、クラブOBであるフランク・ランパード氏を今季終了までの暫定監督として招へいした。
そのなかで、チェルシーはユリアン・ナーゲルスマン氏やルイス・エンリケ氏など7名の正式監督を検討しているなかで、2009年から2年間クラブを率いたアンチェロッティ監督も候補に含めているとのこと。同監督の近い情報筋によれば、アンチェロッティ氏は今季のUEFAチャンピオンズリーグ（CL）を獲得しなければ、立場が危うくなると考えているようだ。
なお、アンチェロッティ監督は「世界最高のクラブでファンに愛されて愛情を注がれているこの場所で私はとても幸せだから、誰とも入れ替わりたくない、だから、変わりたくないんだ」とマドリードでの満足感を口に。空席となっているブラジル代表からの関心も浮上しているなかで、どのような結末を迎えるのだろか。
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