ブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルトの幹部は、日本代表MF鎌田大地が今季限りで退団することを明言。バルセロナやボルシア・ドルトムントなど複数クラブからの関心が報じられる中、すでに移籍先候補から除外されているクラブもあるようだ。
ドイツメディア『シュポルト1』は先月31日、フランクフルトが鎌田に対する契約延長オファーを撤回したと報道。するとフランクフルトのマルクス・クレシェSD(スポーツディレクター)は今月2日、『第2ドイツテレビ』の番組出演時に「鎌田はおそらく我々のもとを去ることになるだろう」と同選手の退団が確実であることを認めている。
またドイツメディア『シュポルト1』は、ドルトムントが鎌田に対して年俸や契約金など総額4000万ユーロ(約58億円)規模の大型契約を用意していると報道。ドルトムントが争奪戦をリードしているとみられていたが、今月に入ってバルセロナやアトレティコ・マドリードからの関心も伝えられている。
そんな鎌田の去就については、今年2月にスペインメディア『Relevo』がバイエルン移籍の可能性が報じていた。しかし『シュポルト1』は「バイエルンは鎌田に興味を示していない」と報道。バイエルンはストライカーの獲得を最優先するものとみられ、攻撃的MFの補強については検討していないという。
なお鎌田は昨季、主力選手としてUEFAヨーロッパリーグ優勝に大きく貢献。今季もカタールW杯開催前までは公式戦で12ゴール4アシストと結果を残していたが、今年1月のリーグ戦再開以降は1ゴール1アシストと失速している。
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