日本代表MF三笘薫は、プレミアリーグ(イングランド1部)ブライトンで活躍。セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督が、2021年夏にFW古橋亨梧とともに三笘の獲得を狙っていたことを明かしている。
三笘は2021年、東京五輪終了直後に川崎フロンターレからブライトンへ完全移籍。2021/22シーズンにレンタル先のベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)でプレーすると、昨年7月にブライトンへ復帰。カタールW杯後は目覚ましい活躍を見せており、今月1日のプレミアリーグ第29節ブレントフォード戦でも同点ゴールを決めるなど、好調を維持している。
そんな三笘の移籍については、昨年12月に米スポーツ専門誌『ジ・アスレチック』が「セルティックは2021年夏に三笘の獲得にも興味を示していた。日本からもうひとりの隠れた逸材を獲得できなかったことは、セルティックにとって失敗だったのかもしれない」と伝えていた。
するとポステコグルー監督は、今月1日の会見で同選手に言及。「(古橋と一緒に)三笘を獲得しようとしたが、彼がブライトンに行くことはもうほとんど決まっていたんだ。三笘と古橋は、私がセルティックに連れて来ようとした最初の選手だった。三笘はいい選手だったが、残念なことにブライトンも非常に優れたスカウティングをしていた」と、ブライトンと争奪戦を繰り広げていたことを認めている。
また三笘がプレミアリーグで活躍していることについては、「三笘がトッププレーヤーになることに、私の中では全く疑いはなかった。彼はプレミアリーグで本当に良いプレーをしているが、私は驚いていない」とコメントを残した。
なお三笘の去就については、イタリアメディア『カルチョメルカート』が今年1月にアーセナル移籍の可能性を報道。今月にはマンチェスター・シティ、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘンからの関心が伝えられている。
一方で英メディア『90min』は今月13日に、「ブライトンが三笘に長期契約のオファーを提示する予定」と報道。2025年6月まで契約を残す中、両者がすでに契約延長交渉を行っていると報じている。
コメントランキング