U22日本代表MF平岡大陽(湘南ベルマーレ)とFW鈴木唯人(ストラスブール)は、今月27日のベルギー戦で先発出場。鈴木が1ゴールをあげているが、セリエA(イタリア1部)の強豪ミランが両選手に関心を寄せているようだ。
イタリアメディア『カルチョメルカート』の報道によると、ミランのスカウト陣がベルギー戦の視察に訪れていた模様。ボルフスブルクからミランへレンタル移籍中のMFアステル・ヴランクスのパフォーマンスを確認することが最大の目的であり、1年間のレンタル期間延長を検討しているという。
その一方で、ミランはこの一戦でFWラージー・ラマザニ(UDアリメリア)、DFマキシム・デ・カイパー(KVCウェステルロー)、平岡、鈴木と4選手にも注目していたとのこと。平岡は前半45分間のみのプレーで結果を残せなかったが、鈴木は1得点とアピールしている。
なお平岡は2021年に履正社高校から湘南へ加入。昨季はJ1リーグで13試合に出場すると、昨年3月にはU21日本代表のトレーニングキャンプに参加。今月に初めて年代別代表の対外試合でプレーしている。
また鈴木は清水エスパルスの主力選手として活躍すると、今年1月にリーグアン(フランス1部)ストラスブールへ半年間の期限付き移籍により加入。しかし新天地では出番がなく、セカンドチームで1試合の出場にとどまっている。
なおU22日本代表は今月24日のドイツ戦で2-2と引き分けると、ベルギー戦では2-3と敗れている。パリ五輪出場が期待される2選手の去就に注目が集まる。
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