
バヒド・ハリルホジッチ監督(2015-2018)
- 初試合日:2015年3月27日
- 対戦相手:チュニジア
- 結果:日本2-0チュニジア
バヒド・ハリルホジッチ監督と言えば、ロシアW杯(2018)直前での解任騒動で覚えている日本のサッカーファンも多いだろう。その一方で、初陣を覚えている方はどれほどいるだろうか。前任のアギーレ監督解任に伴い始まったハリルホジッチ体制は、初陣でアフリカの強豪チュニジアと対戦している。
長く代表の主軸を務めたFW岡崎慎司とMF本田圭佑の得点により2-0で快勝。この試合では、FW川又堅碁やDF藤春廣輝がスタメン起用で代表初出場を果たし、途中交代ではFW宇佐美貴史も同じくA代表初出場となった。試合を決めたのは長く中枢を担う選手たちだったが、この試合以降も新戦力や若手を抜擢したケースは多く、チーム内に多くの競争を生んだと言えよう。
電撃解任という残念な結果に終わったが、初陣から新たな戦力を模索し以降も同様の姿勢で臨み続け、新しい風をチームに入れ続けたことは同監督の功績と言えるのではないだろうか。

西野朗監督(2018)
- 初試合日:2018年5月30日
- 対戦相手:ガーナ
- 結果:日本0-2ガーナ
前任のハリルホジッチ監督の電撃解任に伴い、ロシアW杯の約2ヶ月前というタイミングでの就任となった西野朗監督。初陣となったガーナ戦は3バックを試すなどの変化を見せるも敗北している。4年の間に2度目の監督交代となったことに加え、W杯本大会に向け不安を募らせる結果に。
ハリルホジッチ体制下では、FW浅野拓磨、FW久保裕也、MF井手口陽介ら若手が積極起用され、苦しんだW杯アジア最終予選でも突破の原動力となっていた。しかしこの初陣では、久保を所属クラブの事情から招集できず、3名はW杯本大会メンバーからも落選。結果的にはW杯ベスト16入りを果たしたものの、若手に大舞台の経験を積ませることはできずに終わっている。
時間のない中で、ベテラン選手中心にチームをまとめた西野監督の手腕は流石と言うべきだろう。その一方で、あり得た大舞台での経験のチャンスを逃した若い選手たちを思うと残念でならない。

森保一監督(第1次)(2018-)
- 初試合日:2018年9月11日
- 対戦相手:コスタリカ
- 結果:日本3-0コスタリカ
ロシアW杯では、ラウンド16で強豪ベルギーに敗れた日本代表。同大会を率いた西野監督の退任に伴い、急遽新しく代表監督となったのは、サンフレッチェ広島で3度のJ1年間優勝(2012、2013、2015)を果たした森保一監督だった。コスタリカとの初陣で、同監督は早速世代交代を図る。
MF堂安律、MF南野拓実、MF中島翔哉といった次代を担う選手たちを多数起用。3名がそれぞれ見せ場を作り起用に応えた。過去最高タイの成績(ベスト16)を収めたロシアW杯から大きく選手を入れ替えながらも、3-0と快勝でスターを切ることに成功。新制日本代表に大きな期待を持った日本のサッカーファンも数多くいたことだろう。
以降は成績不振で批判もあった森保監督だが、直近のカタールW杯では強豪国を相手に互角以上の戦いを演じ一蹴。この3月には体制を新たに、次の2026年W杯に向けて始動する。この先の4年間では、どんな選手選考や試合を見せてくれるのか。注目の第2次体制初戦は間近に迫っている。
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