Jリーグ

【J1リーグ2023】第4節で躍動!絶対に外せない選手TOP6

写真:Getty Images

3月11日、12日に開催された2023明治安田生命J1リーグ第4節。全9試合中、引き分けが1試合のみと決着が付く試合が多い一方で、5試合は1点差決着とわずかな差が勝敗を分けることとなった。

ここではJ1第4節の全9試合のなかから、アンタッチャブルプレーヤー(絶対に外せない選手)を6人選出し、ランキング形式で紹介する。


サガン鳥栖 MF本田風智 写真:Getty Images

6位:本田風智(サガン鳥栖)

今第4節、サガン鳥栖はセレッソ大阪相手に1-2で、試合には敗れた。しかしMF本田風智の存在感は絶大だった。2点を先行され苦しい展開となっても本田はむしろ運動量を上げ、勝利への意欲を示していくそれが報われ、後半41分には反撃の狼煙となる1点を正確なシュートで射貫いてみせた。退場で数的不利となったアディショナルタイムにも、オフサイドにはなったもののもう少しでというスルーパスを供給している。

鳥栖は現在15位と、やや流れに乗り切れない時期が続いている。21歳とは思えないスケールの大きなプレーを見せる本田は、まさにチームの「絶対に外せない選手」だ。


アビスパ福岡 DF奈良竜樹 写真:Getty Images

5位:奈良竜樹(アビスパ福岡)

開幕戦から第3節まですべての試合で得点を奪っていた鹿島アントラーズを相手に、第4節で0-0と無失点に抑えたアビスパ福岡。11人すべての守備意識が高いことが福岡の特徴だが、それを後方から支えるのが今季キャプテンを務め、3バックの中央に陣取るDF奈良竜樹だ。

鹿島戦では押し込まれる時間も少なくなかったが、奈良は古巣相手に獅子奮迅の活躍。空中戦での安定感はもちろん、身体を何度も投げ出しシュートをブロックした。なかでも後半アディショナルタイム、鹿島MF土居聖真のシュートに頭を投げ出し、わずかにコースを変えた場面はまさに真骨頂。奈良がいなければ、福岡が勝ち点1を持ち帰ることはできなかったかもしれない。


北海道コンサドーレ札幌 MF小柏剛 写真:Getty Images

4位:小柏剛(北海道コンサドーレ札幌)

昨2022シーズンの王者、横浜F・マリノスを相手に、第4節2-0で快勝した北海道コンサドーレ札幌。この試合にシャドーの位置でスタメン出場したMF小柏剛は、今季初得点を挙げるとともに金星の主役となった。

前半8分、MF金子拓郎のクロスに対して左足で面を作って合わせ、先制点を奪取。前半40分にはカウンターから右サイドで抜け出すと、中央で待っていたMF浅野雄也へ完璧なパス。前半アディショナルタイムにも、自陣からのフリーキックに抜け出し惜しいシュートを放った。記録上は1得点のみだが、小柏はチームを勢いに乗せる勝利になくてはならない存在だった。

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名前椎葉 洋平
趣味:サッカー観戦、読書、音楽鑑賞
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福岡の地から日本サッカー界を少しでも盛り上げられるよう、真摯に精一杯頑張ります。

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