横浜F・マリノス元監督のアンジェ・ポステコグルー氏は、セルティックでFW古橋亨梧、MF旗手怜央、FW前田大然ら日本人選手を指導。今季もスコティッシュリーグカップで優勝するなど確かな手腕を発揮している中、再びプレミアリーグ(イングランド1部)行きの可能性が報じられている。
ポステコグルー監督の去就については英紙『エクスプレス』が先月、リバプール率いるユルゲン・クロップ監督の後任候補に指名。英紙『デイリーメール』はリーズ・ユナイテッドがジェシー・マーシュ監督解任に踏み切ったことをうけて、ポステコグルー招へいの可能性を伝えていた。
すると英紙『デイリーレコード』は今月10日になって、来季からトッテナム・ホットスパーを率いる可能性があると報道。トッテナムは8日開催のUEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16の2ndレグ・ミラン戦で0-0と引き分けて、2試合合計0-1により敗退。アントニオ・コンテ監督が試合後にSNSを通じて今季途中に解任される可能性をほのめかしている。
ただポステコグルー監督本人は10日の記者会見で、トッテナム行きの噂について質問を受けると「そのような報道はまったく見ていないし、興味がない」と完全否定。
「朝起きてサッカーに関係あるのかないのか、最新のゴシップについて毎日説明を受けることはない。私はただ毎朝起きて、職場に行って、目の前のことに向き合うだけだ。それ以外のことは、私にとって何の意味もない」と、セルティックでの仕事に集中していることを強調した。
ポステコグルー体制のもと、日本人選手獲得路線を推し進めているセルティック。古橋亨梧らが主力選手として活躍しているだけに、ポステコグルー監督残留となれば再び日本人選手の獲得に動く可能性も考えられる。
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