プレミアリーグ(イングランド1部)アーセナル所属のカタールW杯日本代表DF冨安健洋は、イギリス国内での評価が急落。今月9日に行われるUEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・スポルティングCP戦でのスタメン落ちを求める声が噴出している。
冨安健洋は昨年12月のリーグ戦再開以降、右サイドバックの控えに降格。先月15日のマンチェスター・シティ戦ではDFベン・ホワイトにかわって先発出場したものの、自らのミスから失点。その後3試合つづけてベンチスタートとなると、今月4日のボーンマス戦ではキックミスなど味方選手との連携面における不安を露呈。ハーフタイムで途中交代となり、現地メディアから厳しい評価を受けている。
英メディア『フットボール・ファンキャスト』は、「アーセナルはスポルティングCP戦で冨安健洋をベンチに下げて、ベン・ホワイトを先発起用すべきだ」と主張。
冨安健洋がボーンマス戦を含む直近数試合で結果を残せていないことを紹介した上で、「彼は敵陣でのプレーにキレがなく、(冨安健洋と同じく右サイドでプレーしている)ブカヨ・サカだけでなくチーム全体にとって邪魔になる」と酷評。「冨安健洋を信頼できるのは、過去のことだ」と綴っている。
そしてベン・ホワイトがタックル数やクリア数、パス本数でチーム内トップレベルの数値を残していることに着目。「ベン・ホワイトは最近ずっと調子が良く、本来のパフォーマンスを取り戻している」とし、右サイドバックでの先発起用を推奨している。
アーセナルはプレミアリーグで首位に立つ中、チーム内での序列低下が顕著となっている冨安健洋。スポルティングCP所属MF守田英正との日本人対決実現の可能性は低いとみられる。
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