リーグアン(フランス1部)スタッド・ランス所属のカタールW杯日本代表FW伊東純也は、イタリアのデータ分析会社『Wyscout』が公表した攻撃面でのパスランキングで欧州トップ10入り。DF冨安健洋のチームメイトであるMFマルティン・ウーデゴール(アーセナル)をはじめ欧州のスター選手と肩を並べている。
『Wyscout』は今月はじめ、2022/23シーズンのプレミアリーグ、セリエA、ラ・リーガ、ブンデスリーガ、リーグアンを対象とした「攻撃時に対戦相手を脅かすパスを供給したランキング」を発表。ゴール前へのパス本数など複数のデータに基づいて算出された「Passing Danger Index」という指標をもとにランキング付けを行っている。
これによると、欧州5大リーグで最もパスで対戦相手に脅威を与えた選手はFWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン:PSG)であるとのこと。2位にはメッシのチームメイトであるFWネイマール(PSG)がランクインしているほか、3位にはMFケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)がつけている。
そして日本人選手では、リーグアン挑戦1年目の伊東純也が8位にランクイン。「Passing Danger Index」の数値でブルーノ・フェルナンデスにこそ及ばなかったものの、ウーデゴールを0.1ポイント差上回っている。
伊東純也は昨年7月、ベルギー1部KRCヘンクからスタッド・ランスへ完全移籍。リーグアン初挑戦にもかかわらず、今季ここまでリーグ戦ほぼ全試合で先発出場し、5ゴール5アシストをマーク。今月5日のアジャクシオ戦では後半アディショナルタイムに決勝ゴールをアシストし、チームの勝利に貢献している。
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『Wyscout』算出の「Passing Danger Index」ベスト10
1位:リオネル・メッシ(PSG)-2.05
2位:ネイマール(PSG)-1.82
3位:ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)-1.77
4位:ラヤン・チェルキ(オリンピック・リヨン)-1.66
5位:ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)-1.52
6位:ジェラール・デウロフェウ(ウディネーゼ)-1.35
7位:レミ・カベッラ(LOSCリール)-1.32
8位:伊東純也(スタッド・ランス)-1.31
9位タイ:フロリアン・カインツ(ケルン)-1.30
9位タイ:マルティン・ウーデゴール(アーセナル)-1.30
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