
3位:酒井高徳(ヴィッセル神戸)
前節は出場機会のなかったヴィッセル神戸の元日本代表DF酒井高徳が、今第3節ではサイドでの仕事だけでなく複数得点を奪ってみせた。対面する相手ガンバ大阪の選手は、成長著しいFW山見大登や元日本代表のFW鈴木武蔵らであったが、酒井は常に冷静に対応し同サイドから作られた形は最小限にとどめた。
また、この試合で目立ったのは、守備面以上に攻撃面だった酒井。回数がさほど多いわけでなく、機を見た攻撃参加から後半2分にはミドルシュートで、後半28分には右から深くえぐってGKとの1対1を制し、2得点を挙げている。関西のダービーマッチで、歴史に残る4-0の完勝劇の主役となった。

2位:白井康介(京都サンガ)
第3節で、FC東京を相手に2-0の結果で今季初勝利を挙げた京都サンガ。2年連続のJ1残留を達成するために、攻守両面で欠かせない存在が右サイドバックのDF白井康介だ。上下動を繰り返す推進力、なかでもスプリントを繰り返す力はJ1随一である。
第3節ではJ1全体でトップのスプリント回数29回を記録した白井。粘り強い守備をしつつオーバーラップから局面を打開してクロスを供給した。なお、第2節では42回という驚愕の数字を残し、ここまでのJ1でトップの記録となっている。膠着した試合展開を良い意味で壊せる選手で、前線に入る選手がある程度固定されるとさらに向上する可能性がある。

1位:齊藤未月(ヴィッセル神戸)
ヴィッセル神戸のMF齊藤未月。第3節ではDF大崎玲央が復帰し、アンカーだったこれまでの2試合とは異なるインサイドハーフでプレー。ポジションが変わった一方で、質の高さは不変だった。
同試合、左のインサイドハーフでありながら右サイドに顔を出すシーンもあるほどプレーエリアが広く、細かな動き直しを続けて相手選手の間で受ける回数も多かった齊藤。ボールを持っている状態でのアイデアが豊富で、相手が保持している時には粘り強くプレスをかけ続ける。相手G大阪側にメンバー変更の影響があったとはいえ、中盤の守備不全を引き起こした一因となったといえるだろう。
神戸はここまでリーグ唯一の3連勝を飾っており、その中心でフルタイム出場を続ける齊藤は相手にすれば非常に面倒くさい、味方にすれば極めて頼もしい存在となっている。
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