日本代表・海外組 海外日本人選手

古橋亨梧が謙虚さ貫く!2ゴールでセルティック優勝導くも「改善点が…」

古橋亨梧 写真:Getty Images

 セルティックは今月26日、スコティッシュリーグカップ決勝・レンジャーズ戦で2-1と勝利。日本代表FW古橋亨梧は全得点を叩き出してタイトル獲得に貢献したが、それでも謙虚な姿勢を崩していない。

 同選手はこのダービーマッチでもスタメン出場すると、前半から何度も相手ゴールに迫る。そして44分に先制ゴールをあげると、55分には日本代表MF旗手怜央の折り返しから追加点を奪取。64分に1点を返されたものの、レンジャーズの反撃を振り切っている。

サネ、オリセ、ミュラー、デイヴィスがサッカーテニスをプレー
Keep WatchingNext video in 8 seconds
 

 試合後、古橋亨梧は英紙『ザ・スコッツマン』のインタビューにて「僕はストライカーですし、できるだけ多くのチャンスを生かしてゴールを決めることが義務です。ゴールを決める前にもチャンスはあったのですが、逃してしまいました。この大一番で2ゴールを決められてよかったです」と、決勝戦を回顧。

 「優勝できて嬉しいですけど、このタイトルを勝ち取ることができたのはチームメイトとサポーター全員の努力のおかげです」

 「僕個人としてはもっといい選手になるために、そして自分にとって一番大事なクラブに貢献するために、まだまだ改善点がたくさんあると思います」と語ると、『ザ・スコッツマン』は「古橋亨梧は予想通り、謙虚な振る舞いを見せた。スコットランドでプレーするディフェンダーをさらに困らせる存在になる」と綴っている。

 なおイギリス国内の複数メディアは、古橋亨梧や旗手怜央を今季のスコットランド1部年間最優秀選手賞受賞候補に指名。それでも古橋亨梧は「純粋にサッカーを楽しんでいますし、他のことは考えていません。良いプレーをすること、ゴールを決めること、チームに貢献することに集中しています」と、目の前の試合に集中する姿勢を見せていた。

 古橋亨梧の発言もそうだが、日本人選手独特のメンタリティーが現地でも受け入れられていることは確かだ。