明治安田生命J1リーグ・浦和レッズのコーチを務めるヴォイテク・マコウスキ氏が、浦和レッズ行き決断の舞台裏を告白。マチェイ・スコルジャ監督とのやり取りや妻への思いを明かすとともに、今後のキャリアプランについても語った。
同氏はスコルジャ監督の右腕として、2021/22シーズンにポーランド1部レフ・ポズナンのコーチを担当。シーズン終了後の昨年6月にレフ・ポズナンを退団し、今年9月からポーランド2部ビェルスコ=ビャワのアシスタントコーチを務めていたが、2022/23シーズンなかばで浦和レッズに入閣している。
そのマコウスキ氏は今月下旬、ポーランドメディア『オーネット』のインタビューに対応。浦和レッズ行きを決めた理由を聞かれると、「スコルジャ監督からオファーを受けた人たちの中に自分がいたことが、私にとって大きな名誉なんだ」
「監督から電話があった時、最初に『イエス』と答えて、『15分以内に答えを出す』と言った。妻の意見も聞かないといけなかったが、すぐに同意してくれた。妻は(生活面での)安定を重視するが、子供たちが日本の新しい文化に触れる機会でもあると認めてくれたんだ」
「妻と子供たちがいなければ、私は日本への度に出る決心はつかなかっただろう。妻のおかげで、指導者になる、大切な家族を持つという2つの夢を叶えることができた。15分後、すでに私の中で答えは出ていた」と、妻の後押しがあったことを明かす。
現在32歳のマコウスキ氏は、これまでの指導者キャリアでトップチームを率いた経験がない。それだけに「遅くとも35歳までには、つまり3年以内には監督としての仕事を始めたいと考えている。2021/22シーズン終了後にレフ・ポズナンを退団していくつかのクラブと交渉したが、最終的にビェルスコ=ビャワからのオファーを引き受けた」
「私の目標は監督としてのキャリアをスタートさせることである。その意味でも、浦和レッズでの仕事は、指導者キャリアを前進させるものだ」とコメントを残している。
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