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香川真司、プレミアの“忘れられた9選手”入り。英紙「C大阪へフリー移籍」

香川真司 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・セレッソ大阪へ復帰した元日本代表MF香川真司(33)は、かつてボルシア・ドルトムントやマンチェスター・ユナイテッドで活躍。プレミアリーグ優勝の実績もあるが、英メディアから「忘れられた選手」として紹介されている。

 英紙『デイリースター』は「まだプレーしていることを知られていないサッカー選手」として、MFサンティ・カソルラ(アル・サッド)やFWケビン・ミララス(AELリマソール)、FWチャーリー・オースティン(ブリスベン・ロアー)などかつてプレミアリーグでプレーしていた9選手を挙げて、「彼らはサッカーファンから忘れられているかもしれないが、30代でも元気だ」と紹介。

 香川真司について「香川真司は、2012年にボルシア・ドルトムントから移籍金1600万ユーロ(当時約19億円)でマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。マンチェスター・ユナイテッドで2年間プレーした後、ドルトムントへ復帰した。それでもアレックス・ファーガソン監督の最後の舞台で、プレミアリーグのタイトルを手にすることができた」

 「ドルトムントで5年間プレーした後は、レアル・サラゴサ、PAOK、シント=トロイデンVV(STVV)と渡り歩いた。今年1月には日本へ戻り、少年時代から過ごしていたセレッソ大阪にフリーで移籍した。今月行われたアルビレックス新潟との試合では71分からピッチに立ち、デビューを果たした」と綴っている。

 香川真司は2010シーズン途中にセレッソ大阪からドルトムントへ完全移籍。海外挑戦1年目の2010/11シーズンから主力選手として活躍し、ブンデスリーガ連覇を達成していた。

 また2012年6月にマンチェスター・ユナイテッドへ完全移籍すると、1年目はアレックス・ファーガソン監督のもとで出場機会を確保し、プレミアリーグ制覇に貢献。しかし2013年6月にデイビッド・モイーズ監督が就任すると出場機会を減らし、2014年8月にドルトムントへ復帰している。

 セレッソ大阪復帰で再び日本のサッカーファンから注目を浴びている香川真司。今月25日のJ1リーグ第2節・アビスパ福岡戦でどのようなプレーを見せるのか注目が集まる。